両親の為に地元に帰ろうと思うのは仕事を辞めたいから

最近、徐々に地元に帰る覚悟が固まりつつある。今は関東で一人暮らしをしているけれど、地元には74歳と76歳の両親が2人で暮らしている。

市内には結婚している姉もいるが、姉とは年に1度ほどしか連絡を取り合う事がない。仲が悪いわけではないが、年齢が10歳離れているので友達のように仲の良い姉妹…という感じは全く無い。

今後、もし親に介助が必要となった時、姉に任せっきりにするわけにもいかないので(私は独身なので戻れないという理由はないから)いずれは帰る事になるだろうなとは考えていた。

しかし、地元には友達もいないし同級生に会うのも嫌だな…という気持ちがあり、本音を言えばこのまま関東で一生を過ごしたいという思いの方が強かった。

そんな思いが徐々に変わってきている事には様々な要因があるが、1つは母が原付バイクに乗らなくなった事。母は車の免許が無く、私が子供の頃から50ccの原付バイクが足代わりになっていた。が、さすがにもう年齢的な事もあり、全く乗らなくなった。

そんな母が最近「3輪の自転車に乗る」と言い出した。私は絶対に無理だと思った。何故なら母は、元々運動が大嫌いで歩く事すら億劫な人。最近は歩数計を持ち歩きなるべく歩くようにしているが、それでも散歩が好きな他の同世代に比べると、すぐに疲れてしまう。

なので今さら自転車なんて脚力的に無理だと思った。母は何十年も自転車に乗っていないので、漕ぐ力というものが分かっていない。それでも頑固な人なので、とりあえず乗ってみれば分かるだろうと思い私は何も言わなかった。

その後、父がどこからか中古の3輪車を購入してきたらしく乗ってみたそうなのだが、案の定「乗れないわけじゃないんだけどねぇ。お母さん背が低いでしょ?足が届かないってわけじゃないんだけど…云々」と想像通りの結果。

現在は父が車の運転をしているので、買い物や通院には支障が無い。75歳以上の高齢者が、運転免許証の更新の際に受ける必要のある”講習予備検査”でも問題は無かったので今のところは大丈夫だ。

ちなみに父本人は「検査結果は30代と言われたぞ」と自慢気に言っていたが、きっと何か褒められた事を大袈裟に語っているだけだと思う。

ただ父は狭心症・心筋梗塞の経験もあるので、年齢的にも運転はあと数年かなと思う。車の運転が出来なくなった場合、買い物は宅配サービスを利用するという手もある。

しかし2人ともスーパーで食べ物を選ぶ事が好きなので、なるべくなら自分の目で見て選ぶ楽しみを残してあげたい。その為には私が車を出してあげた方がいい。姉には結婚しているので家事もあるだろうし。

これらが「地元に帰ろうかな」と思っている理由の1つ。

もう1つは、私が仕事を辞めたいという事だ。ブログ内でも何度か書いた事があるが、仕事の環境と人間関係が合わず辛い。ただ、本当は仕事を辞めたいだけなのに、地元の両親を理由にして逃げているだけではないか…という思いもある。

反面、そういう逃げでもいいじゃないか…という気持ちもある。これは逃げではなく人生の選択だ、と。地元なら家賃が今よりも2万程下がる。年に数回帰省する費用も考えると、年に30万円近く浮く計算になる。もちろん収入は下がるだろうが。

過去にも何度か書いたが、地元はあまり好きではないので本当は関東で暮らしたい。でも現実的に考えて、結婚の予定が無いのであれば、両親や姉の傍で暮らすほうが何かと安心だと思う。

母はもし父が先に死んだ場合、私と一緒に関東で暮らしたいと考えているようだが、これもあまり現実的ではない。母に何かあった時、やはり姉が近くにいてくれた方が協力し合えるのだから。

仕事を辞めたいという事、家賃等の金銭的な事、自分や両親の年齢、私自身が結婚しなくてもいいと考えている事、それらを総合すれば、どう考えても地元に戻った方が安心して暮らせるだろうと思う。

引っ越しにはお金もかかるし、夏の引っ越しは暑くて大変。

なので今すぐではないが、帰るのであれば1年程を目処に徐々に計画と準備をしていこうと思う。でも長年住んだ関東を離れるのは寂しいな。