妙に冷めていた頃と、心に素直になろうと思っている今の自分

2週間ほど前、お腹を掻いているうちに酷い湿疹となってしまい、とても市販薬では治せそうになかったので病院に行った。一番強いステロイド剤が処方され「これで治らなかったらどうしよう」と思ったけれど、1週間で痒みは取れた。今は残っている湿疹跡を消す為に、処方されたシナール配合錠というビタミン剤を飲んでいる。

ブログを読んでくれている敏感肌な方から心配のメッセージを頂いたので、報告を。とりあえず治りました。ありがとうございました。今後は、着るものや食べ物にも気を使っていかないといけないと思います、ほんと。

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37歳未婚の女である私。

少しずつ少しずつ、体に"老化"という変化が現れている事を実感する日々。白髪が増え、肌のハリが失われ、顔にシミができ、肌が敏感になり(これが老化現象かどうかは分からないが)、代謝が落ち太り始め(食べている私の問題か)、生理不順になり(女性ホルモンの影響?)、そしてなんだかイライラする。

歳を重ねている事を実感するようになったからか。30代前半まではそれほど考えてはいなかった事を、37歳という今の年齢になって意識するようになった。「これからの人生を楽しみたい!」と思うようになった。楽しむと言っても急に何かを始めるというわけではないのだけれど…。

私は10代の頃から斜に構えていたと言うか、冷めた視線で周囲を見ていた人間だった。顔が能面みたいなのも、その影響かもしれない。何にでも興味を示す人を"ミーハー"だと思っていたし、恋愛に夢中になる人を"イタイ"と思っていて、時には心の中で人を小馬鹿にする事もあった。

私にとってはクールでいる事が重要で、熱くなる事は痛々しいと感じていた。何が私をそうさせていたのかと言えば、それはまさしく自分の"自信の無さ"の表れで、くだらないプライドと強がりからだった。そんな若い頃から染み込んでしまった心の癖は、なかなか体から抜けず、ただただ歳だけを重ねてきた。

特に恋愛に関しては「夢中になる事は恥ずかしい」という考えが根本にあり、何年も一緒にいるカップルや夫婦が、いまだに仲良く手を繋いでいたり体に触れ合っていると聞けば「異常だ」とさえ思っていたし、「気持ちが悪い」とまで思う事もあった。

そんな人間だったので、恋人が出来ても私の言動は淡白で、自分の感情を表に出す事や欲求を伝えるという事をあまりしなかった。相手の事は好きなのだけれど、夢中になる事は恥ずかしいと思っていたので、いつもわりと淡々としていた。

その結果、お互いを分かり合うという深い間柄になりきれず、仲は良いけれど喧嘩もしないという関係にしかなれなかったので、"大切にしている思い出"というものがあまり無い。

20代で肝心な事を経験していないが為に何も学ばずにいた私は、30代になっても恋愛で失敗をしてしまう。そして傷つく事を恐れて心にブレーキをかけるようになり、気が付けば30代も後半なっていた。

今になって思う。

恋愛だけに限った事ではないけれど、もっと自分の心の欲求に素直になるべきだった…と。とは言っても、結局のところ原因は"自分の自信の無さ"だったわけだから、あの頃の私にはどうする事も出来なかったとも思う。

年齢を重ね、自分を受け入れられるようになった今、欲に正直に生きたいと思うようになってきた。少し遅くなってしまったけれど、気が付いて良かったと思う。すでにアラフォーに近い年齢の私は「時間がもったいない」と感じている。

したい事、楽しいと思う事に対して、"ちゃんと"夢中になろうと思う。心のブレーキはもうかけない。特に恋愛に関しては年齢的にもう何度も出来やしないだろうから(出来る人もいるけれど)、次に恋人が出来たら、ちゃんと楽しみ、ちゃんと夢中になって、良い思い出をたくさん作りたいと思っている。

恋愛以外でも自分が楽しいと思う事があれば、ちゃんと浸りたい。過去の私は自意識が強く、くだらないプライドを持ってしまっていたので他人の目を気にしてばかりだったけれど、今はもうそんなもの時間の無駄でしかないと思う。

私にはそこまで夢中になれる趣味が今のところ無い事が残念だけれど、人から呆れられそうな事でも自分が楽しいと感じる事なら、今後は欲求に素直になりたいと思う。

斜に構え、無駄なプライドを持ち、冷めた視線で周りを見ていた時期があったからこそ、今こうして自分の欲求に素直になろうと思える。