地元に戻るのか、この土地で暮らすのか、私が選びたい人生は

年末年始、3月、GW、9月と年に4回帰省している。4回の帰省は多い方だと思う。だいたい普通は盆と正月程度ではないか。私が年に4回帰省するのは70代半ばの両親を心配しての事。なるべく多く顔を出しておきたいと思う。

顔を出すだけでも親孝行をしている気持ちになるというか。貧乏37歳の私は、親を旅行などに連れて行ってあげられないので、多めに帰省する事で埋め合わせているというか。自己満足の部分が大きいとも言える。

そんな風にいつも通り来月も帰省するつもりでいたのだけれど、カレンダーを見てみると今年は春分の日が土曜日なので3連休にならないようだ。土日の2連休では少々窮屈なスケジュールになってしまう。

有休を取る事も出来るけれど、出来れば有休は別の日に使いたいなと思っている。最近知り合った男性と休みが合わないので、そちらに使いたいな…と。

有休を何日取ろうが職場の人から文句を言われる事は無いけれど、それでもなんとなく遠慮してしまう。なので、今年の3月は帰省を取りやめようかと考えている。あと2ヶ月もすればGWだし。

つい数ヶ月前まで、高齢の両親を心配して「地元に戻ろうか…」と悩みに悩み迷いに迷い、散々ブログにも親への思いを綴ってきたのに、好きな男が出来た途端に親の事はそっちのけになるのだから、私の頭はなんて単純なんだろうと思う。恥ずかしいくらい単純だ。

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だけど多分、こういう流れが人生において"正常な向き"なのだと思う。親に対して後ろ髪を引かれつつ、自分の行きたい方向へ向かう。それが進むべき道なのだと思う。世間の人達だって、何かのきっかけで親と離れて暮らす道を選ぶ人は多い。

ただ、特にきっかけが無いまま親と寄り添う人生を歩む人もいる。今まで私には、わざわざ"親と離れて暮らす人生"を選択する理由が無かった。仕事は辞めたいし、恋人もいない、結婚の予定は皆無。ただ都会(や、その側)が心地良いというだけで関東にいる。

それであれば地元に戻り、両親を支えながら暮らすべきなのではないかと思っていた。そうしなければいけない気がしていた。居心地の良さだけで、親を放っておいてもいいのか…と自問自答していた。親不孝をしているのではないか。勝手過ぎるのではないか。自分の事しか考えていないのではないか。

しかし「好きな人が出来た」となれば話は変わってくる。それはこの土地で暮らし続ける大きな理由となる。正当な理由。もちろん、まだ彼とは知り合ったばかりで今後どうなるかは分からないけれど。

けれど、今の彼と上手く行かなかったとしても、やはり私はこの土地で良きパートナーを見つけて暮らしていきたい。今回の出会いで、私の思いは固まった。やはり私は地元には帰れない。私はこの土地で自分の幸せを見つけたい。

きっと、こうやって自分の道を決定していけばいいのだと思う。人はこうやって人生の別れ道を選択するのだろうと思う。後悔しない自分の行きたい方向を。

親の事は大切で心配で、もし父か母のどちらかが逝ってしまったら残された方はどうすればいいのか。ひとり暮らしをさせるのか。車の運転が出来なくなったら?介護が必要になったら?心配は尽きない。

けれど、それよりも私の人生の方が重要だ。私が幸せになる方が重要。そして私が幸せになって落ち着けば、また親の事を考える余裕も出てくるだろうし、その頃には相談できる相手も側にいるだろう。

私の人生が優先。親の事は後でいい。それが正しい選択に違いない。