37歳の誕生日を迎えた未婚の私が、感慨深くなっている事

先日37歳の誕生日を迎えた。年齢を重ねる事に対してネガティブにはなっていない。もちろん若さを羨ましいと思う事もあるけれど、そこに嫉妬をするような事はなく、また人生に逆行するかのように若作りに励む事も無い。

見た目の事を言えば、とにかく歳相応でいられれば良いと思う。白髪が少し目立つようになってきたけれど、その代わり私の顔には皺が無い。失い始めているものもあれば維持できているところもあり、お姉さんではないけれどオバサンという程でもないと思うので、それほど外見に悲観するような事は無い。

内面的には、年齢を重ねる事で心に余裕が出来てきているような気がしている。元々、少々神経質な性格なので「おおらかになった」というのとは少し違うのだけれど。

歳を重ねるごとに自分という人間の事が1つずつ分かってきたり、経験を経て失敗から学んだりする事で、以前のように無理をしない生き方が出来るようになってきた。

出来ない事に対して必死になっていた頃に比べると、随分楽になったなと思う。もちろんそれは、悩んでいた時期があったからこそ今があるわけで、そういう点で"歳を重ねる"という事は素敵な事だと心底思う。

自分を客観視して、経験した事を学び、身に付け、同じ事を繰り返さない努力をすれば歳をとるほど楽になるのだから、若さというのは羨ましい反面「戻りたくない」面もある。若いというだけで苦労が多いのだから。

と、まぁ私は自分がアラフォーに近づいている事に対して、それほど落ち込んだり焦ったりはしておらず、そんな自分に内心ホッとしている。ネガティブな気持ちになっていなくて良かったと思う。歳を重ねる事を悲観的に感じていたら、先は暗いだけだ。

そんな感じでネガティブになってはいないけれど、感慨深い事が1つある。それは「もう私は本当に、子供を産む事は無いのだろうな」という事。

"子供を持たない人生"に対して、私自身はそれでいいと思っている。むしろ、それを望んでいる。もし今、結婚を前提とした恋人が出来たとしても、急いで結婚して急いで子供を産む…という事は考えていない。

強がっているのではなく、私は自分の性格が子育てに向いているとはとても思えないし、金銭的にも体力的にも精神的にも、今の年齢から産んで育てようという気力は湧いてこない。もう少し若ければ違う考えだったかもしれないけれど。

そんな風に今までは「産む事は出来るけれど、産まない人生を歩む」と私の意思で選択していたわけだけど、これからは私の意思とは関係なく、年齢的に妊娠できる確率はどんどん低くなっていくわけだ。加齢により卵子は老化し、受精率は下がり、流産率は上がっていく。

いざ「欲しい」と思った時には、もう遅いという可能性。そんな年齢に差し掛かってきた事で「もう私は本当に、子供を産む事は無いのだろうな」という思いをリアルに感じるようになった。

とは言っても、それに関しても悲観的になっているわけではない。10代20代の頃は、子供を産んで母になる人生というのが当たり前過ぎて、本当に当たり前過ぎてそれ以外の人生なんて考えた事も無かったけれど、現実にはそれとは違う人生を歩むのだなと、感慨深くなっているというだけの話。

私の望みは良きパートナーを得て、共働きをしながら、ペットを可愛がり、余計な人付き合いはせず、小さな人間関係の中でのんびりと暮らしていく事。それが、37歳になった私が望んでいる幸せだ。