私の人生における躓きと、出会いに離婚経験者を求める気持ち

華原朋美さんが以前「理想の男性は、50代くらいのバツ1かバツ2の人」と言っていた。華原さん自身も辛い思いを経て再スタートしているから、お相手も苦い経験をしている人の方が合うと思う…という事だ。

私は華原さんほどの波乱万丈な人生を送ってきたわけではないが、これから出会う相手には"離婚歴がある人"を望んでいる。

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「離婚歴がある人は絶対に嫌だ」という未婚者は少なからずいる。どんな人を望むかは個人の自由であり、それについて否定する気はもちろん無い。

ただ私が思うに、離婚経験者を拒む"未婚者"というのは、過去の人生において多少の波風はあったにせよ、大きく躓いた経験は無く、それなりに順調な人生を歩んできた純粋な人、もしくは良い意味で鈍感力があり、生きやすい人間性を持つ人なのではないかと思う。

(もちろん何かしらの理由で「バツイチは嫌だ」という人もいるとは思うが)

また「ある程度の年齢で結婚の経験が無い人には『欠陥』がある」と断定してしまう人も、純粋もしくは鈍感力がある生きやすい人なのではないか。

私も、ある程度の年齢で結婚の経験が無い人には「理由がある」と思っているけれど、それは"欠陥"ではない。

じゃあそれは何なのか?と言われても、こればかりは人それぞれ違うわけだけど、それは強い個性であったり、失敗という経験であったり、傷ついた心であったり、トラウマであったり。

欠陥ではなく、他人では想像が出来ない「結婚をしなかった理由」というのがそれぞれに存在しているのだと思う(逆に、大きな犯罪を犯すような"人間としての欠陥"がある人でも結婚経験者は数多くいるわけで)。

それなりに順調な人生を歩んできた人にしてみれば、"ある程度の年齢で未婚"という少数派や、"離婚歴がある"人達がそこに至った理由というのは、人生で躓いた事がない故に想像し難く、理解し難く、よって単純に少数派を「問題がある人」と分類してしまうのだろう、と。

これらはあくまでも私の憶測であり、もちろん「順調な人生を歩んできた人」を否定しているわけではない。私からしてみればそういう人は真っ直ぐに生きてきて、嫌味ではなく本当に「羨ましい」存在であり、嫉妬しているだけの事なので、こんな私に対しては「この人、可哀想な人だネー(・ω・`)」くらいの目線でサラリと流してもらえればと思う。

さて。"ある程度の年齢で未婚"という私にも当然「何か」がある。それは間違いなく、15年も自分自身を否定し続けてきたコンプレックスだろう。

人付き合いが出来ない、社交的になれない、社会に馴染めないというような劣等感や自己否定感を泣きながら30代半ばまで抱えてきた事は、胸を張って「躓きました!」と言っていいはずだ。

また、私が抱いている「それほど結婚自体には憧れていない」という気持ちも、コンプレックスという歪みから生まれたと言えなくもない。

そんな私はやはり、人生の中で同じように"躓き"を味わった人間に安心感を持つ。

「貴方なら私の躓きを許してくれるよね?」という考えは少々図々しいかもしれないが、しかしそれが本音であり、同時に"順調な人生を歩んできた純粋な人"は、私を否定するのではないかという怖さがある。

なので私は、華原朋美さんの「理想の男性はバツ1かバツ2の人」 という気持ちに共感しちゃうなー!という話でした。