既婚の友人に対する私の理不尽でくだらない嫉妬心と負の感情

明日は有給休暇だ。友人のユリさんと会う。ユリさんと知り合ったのは10年ほど前。同じ歳で、年に数回会う関係。

知り合って数年間はお互いの恋愛の話なんかをしたりして、私達は独身一人暮らしという共通点があったけれど、今のユリさんは子供がいない既婚者で普段はパートをして暮らしている。

週末は街が混むので、お互い平日に休みを取って会う事にしたのだけれど、ユリさんから急遽「あまり時間が取れなくて、○時までに帰りたいんだ」との連絡があった。

私は「OKだよ」と快諾した。私達は会ってもお酒は飲まないのでいつもそれほど遅くなる事はないし、早めに帰りたいと言っても4時間くらいの余裕がある。お酒を飲まずに話すだけなら十分すぎる時間だ。

けれど私の心はモヤモヤしていた。モヤモヤした理由の1つは私自身、時間に縛られる事が嫌いだから。でもそれは多分たいした事ではない。モヤモヤの大部分はそれではなく、おそらく私は既婚者であるユリさんが忙しそうにしている事に嫉妬したのだと思う。

「あら、そうですか。忙しそうで何よりですね。独身の私はどうせ暇ですけど」

そんな感情が私の中に湧いたのだと思う。自分の事なのに「だと思う」と言ってしまうのは、この感情が何なのかよく分からないからだ。ユリさんに嫉妬したのか、それとも何も予定が無い自分が情けなくなったのか…。よく分からない。

よく分からないけれど、私の中にくだらない負の思いが芽生えた事は確か。嫌いな感情だ。私は自分にウンザリする。いい加減にして欲しいと、私は自分の感情に対して思う。

もういい加減どこかに行ってほしい。私に近づかないでほしい。いちいち私に構わないでほしい。「お前さえいなければ私の暮らしは平穏なんだよ!」と自分の感情に対して怒りさえ感じる。こうなるともう、どこに向かって何の感情が湧き出ているのかさえ分からなくなってくる。

私という人間は面倒くさい。私として日々を暮らすのは本当に面倒くさい。あーあ、生きるのって面倒くさいな…と思う。

ユリさんと私は違う人間。全てが違う。性格も人生も。たまたま同じ歳で、暮らしぶりが似ていた時期が少しあったというだけだ。それなのに、いちいち相手の動きに反応してどうするんだ?私よ!

誰かと比べたくないし、それが無意味だという事も分かっている。私は、それが理解できずに闇をさまよっているのではない。自分の感情を俯瞰で見ている。ちゃんと見ている。けれどただ観察しているだけで、その感情を別の方向に動かす事が出来ないからもどかしいのだ。

そして、最初はユリさんに対しての嫉妬心で心がモヤモヤしていたのに、気がつけばいつの間にか自分の性格に対してイライラし始めている。アレもコレもと考え出し、どんどん自分に対する負の感情が膨れ上がり、自分を「嫌いだ」と責め始める。

こういう時の対処法は多分ひとつしかない。何かに没頭し、なるべく考えないように意識する事。明日を楽しむ為にも、もう考えないようにしなければいけない。

この記事を投稿し終えたらテレビをつけて、この間購入した美文字練習ノートをやろう。21時からアウトレイジ・ビヨンドを見よう。刺激的な映画を見て、今の感情を消し去ろう。

でも。こんな対処法ばかりを実践するのではなく、やはり私は「世間の皆さんと同じ」という安心感を持つ必要があるのかもしれない。やはり、独りではダメなのかもしれない…。